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ホーム > 未分類 > 【ラブライブ!】曜「教えて鞠莉ちゃん先生!」

【ラブライブ!】曜「教えて鞠莉ちゃん先生!」

2018年09月30日 2:40:26 , JST | 未分類
  2018/09/29(土) 06:34:31.56


部室

曜「うーん…」

ガラッ

鞠莉「シャイニー!あら、曜」

曜「あ、鞠莉ちゃん!ヨーソロー!」

鞠莉「一人で難しい顔して、どうしたの?」



  2018/09/29(土) 06:34:31.56

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      2018/09/29(土) 06:35:01.67


    曜「実は、ちょっとわからないことがあって」

    鞠莉「まあ、どんなこと?」

    曜「靴下についてなんだけど」

    鞠莉「靴下?」

    曜「靴下って『靴の下』って名前の割には、靴の中に履くものでしょ?なんか変だなーって思って」

    鞠莉「ああ、そのことね」



      2018/09/29(土) 06:35:49.23


    曜「その反応…鞠莉ちゃん、靴下を靴下って言う理由を知ってるの?」

    鞠莉「一応ね」

    曜「すごい!教えて鞠莉ちゃん!いや、鞠莉ちゃん先生!」

    鞠莉「鞠莉ちゃん先生…ふふっ、いいでしょう」

    鞠莉「全生徒、全職員の先生である、このマリーが曜の疑問にお答えするわ!」

    曜「やったぁ!お願いします、先生!」



      2018/09/29(土) 06:38:31.68


    鞠莉「まっかせなさーい!…と、言いたいところだけど」

    鞠莉「すぐに答えを言っちゃうのもあれだし、まずは考えるヒントをあげましょーう」

    曜「ヒント、どんな?」

    鞠莉「それはね…うりょっ!」バッ

    わしっ

    曜「…!?」

    鞠莉「んー!曜ったら、また少し成長したわね」ワシワシ

    曜「ま、鞠莉ちゃん!?んあっ!」

    鞠莉「ふふっ。この感触、この反応。やはりエクセレントね」ワシワシワシ



      2018/09/29(土) 06:39:07.14


    曜「やっ、やめてよぉ!」バッ

    鞠莉「あら、良いところだったのに」

    曜「ちっともよくないって!いきなり何するの!」

    鞠莉「だからヒントよ」

    曜「今のどこがヒントなの!?」

    鞠莉「曜、今日はちゃんと下着を着けているみたいね」

    曜「当たり前でしょ!いつだって着けてるよ!?」



      2018/09/29(土) 06:39:56.27


    鞠莉「ところで曜。下着って、下半身だけに着用するものだっけ?」

    曜「えっ?いや、そんなことはないと思うけど…あっ」ハッ

    鞠莉「気付いたみたいね。上半身に着けても、下着と呼ぶ…靴下とちょっと似てない?」

    曜「た、確かに!」

    鞠莉「つまりね。ここで言う『下』って言うのは、単純な上下のことを指すのではなくて、肌に近いかどうかを表しているの」

    鞠莉「上着は衣服の上に着るもので、地肌には着ないでしょ?」

    曜「なるほど…逆に、下着を服の上には着ないね!」

    鞠莉「靴下も同じ理由よ。肌に接するものだから、靴下と言うわけ」

    曜「へぇー!そういうことだったんだ!」



      2018/09/29(土) 06:42:08.39


    鞠莉「疑問は解決したかしら?」

    曜「うん、バッチリだよ!さすが鞠莉ちゃん、なんでも知ってるんだね!」

    鞠莉「なんでもってわけじゃないけど、これでも理事長ですからね。わからないことがあったら質問して。私でよければ、できる限り教えるわ」

    曜「ありがとう、鞠莉ちゃん先生!」

    鞠莉「いえいえ♪」

    鞠莉(鞠莉ちゃん先生…ふふ、悪くない響きね)ニコ



      2018/09/29(土) 06:43:01.84


    ……………………………………

    鞠莉「今日も練習、お疲れ様」

    曜「お疲れ様!あ、ねぇ鞠莉ちゃん。昆布が海の中でダシが出ないのはどうしてなの?」

    鞠莉「唐突ね。それに、どこかで聞いたことあるわね、そのフレーズ」

    曜「前に流行ったよね。今になって気になり始めちゃってさ」

    鞠莉「なるほどね。じゃあ、お答えしましょう」

    曜「先生、お願いします!」



    10   2018/09/29(土) 06:49:57.31


    鞠莉「昆布が海の中で出汁が出ない理由。それは、昆布が生きているからよ」

    曜「生きているから?」

    鞠莉「そう。出汁の旨味成分であるグルタミン酸は、昆布の体細胞の中にあるの」

    曜「グルタミン酸、家庭科で習ったね!」

    鞠莉「細胞が細胞壁で守られていることも、理科で習ったでしょ?」

    曜「うん。植物にしかない、硬い壁のことだよね」

    鞠莉「そのとおりよ。昆布は収穫された後、乾燥処理を経て製品化されるわ」

    鞠莉「乾燥させて保存性を高めるとともに、細胞壁を壊して、旨味成分が出やすくなるように加工しているってわけね」

    曜「へぇ、なるほど!」



    11   2018/09/29(土) 06:50:53.67


    鞠莉「ここまで話せばわかったわよね。今の話とは逆に、昆布が海にいるとき。つまり生きているときは――」

    曜「細胞壁が壊れていないから、出汁は出ないってわけだね!」

    鞠莉「エグザクトリー!」

    曜「やった!へへ、昆布の謎が解けたよー!」

    鞠莉「最近の曜は、いろんなことに関心があるみたいね」

    曜「そういうお年頃ですから!」

    鞠莉「ふふっ、そうですねえ」クスクス



    12   2018/09/29(土) 06:52:37.58


    曜「あ、ずっと昆布のこと考えてたから、なんだか無性におでんが食べたくなってきた!」

    鞠莉「おでんかぁ。コンビニでもおでんが始まってたわね」

    曜「寒くなってきたしね。ああ、どうしよう。居ても立ってもいられないよー!」

    鞠莉「行く?」

    曜「うん、行こう!すぐ準備するね!」ガタッ

    鞠莉「そんなに慌てなくても、おでんは逃げないよ?」

    曜「油断はできないよ。私たち以外にも、昆布のことで頭がいっぱいの人が買いに行くかもしれないし!」ゴソゴソ

    鞠莉「んー…滅多にいないと思うけど、そんな人」

    曜「よし、準備できたよ!ではコンビニに向かって全速前進、ヨーソローっ!」




      13   2018/09/29(土) 06:53:54.44


      ……………………………………

      曜「うーん」

      鞠莉「また何かお悩みなの?」

      曜「ちょっとね。これなんだけどさ」スッ

      鞠莉「付箋のこと?」

      曜「うん。付箋ってペタって貼れるのに」ペタ

      曜「跡も残らず綺麗に剥がせて」ペラ

      曜「しかもまた貼ることが出来ちゃうのは、どうしてなのかなって」ペタ



      14   2018/09/29(土) 06:54:26.55


      鞠莉「それはね、接着剤に秘密があるのよ」

      曜「接着剤…なるほど。貼り直しが出来る、便利な接着剤を開発したからってわけだね!」

      鞠莉「半分は正解ね」

      曜「あれ、どういうこと?」

      鞠莉「実はね、付箋に使われている接着剤は、強力な接着剤を開発する過程で生まれた『失敗作』だと言われているの」

      曜「ええっ、そんな!貼っても剥がせる接着剤なんて、大発明でしょ?」



      15   2018/09/29(土) 06:55:06.54


      鞠莉「結果的にはそうなるんだけどね。でも、貼っても剥がせるということは、接着力が極めて弱いということよね」

      曜「うん」

      鞠莉「これ、強力な接着剤を作ろうと頑張ってきた、メーカーや研究者の立場からすればどうかしら?」

      曜「あ…そっか。確かに、がっかりしちゃうよね」

      鞠莉「苦労を重ねて作り上げた試作品は、プロジェクトのゴールとは正反対の言わば失敗作…研究者にとっては大きな挫折といってもいいわ」

      曜「失敗、挫折…」



      16   2018/09/29(土) 06:55:54.57


      なぜなにようまり



      17   2018/09/29(土) 06:56:17.98


      鞠莉「けど、この話が興味深いのはここからよ」

      曜「えっ?」

      鞠莉「メーカーの研究者の一人が、接着力の弱さ故に貼り直しが可能な特性に着目して、他の商品に応用することを考えたの」

      鞠莉「その結果が、この貼っても剥がせる付箋というわけね」

      曜「へぇ〜。発想の転換、ってやつ?」

      鞠莉「そうね。失敗をただの失敗と思わず、別の視点から新たなブレイクスルーに活用する。付箋は私たちに、その大切さを教えてくれているの」

      曜「諦めないことと、視点を変えること。それが大事なんだね!」

      鞠莉「私たちも、頑張りましょうね」

      曜「うん!」



      18   2018/09/29(土) 06:57:10.86


      ……………………………………

      曜「むー…」

      ガラッ

      鞠莉「チャオ!あら、ひとりで何してるの?」

      曜「あ、鞠莉ちゃん!」

      鞠莉「それ、トランプ?」

      曜「うん。備品の中から見つけてねー」

      鞠莉「昼間からトランプとにらめっこなんてどうしたの?占いか、七並べの練習?」

      曜「ちょっと気になることがあって。ちょうどいいところに来てくれたよ!」

      鞠莉「まあ、なにかしら」



      19   2018/09/29(土) 06:57:45.41


      曜「トランプの絵柄についてなんだ。4種類の絵柄があるけど、よくよく考えてみると、意味も知らないままずっと遊んでたんだなーって」

      鞠莉「ああ、スートのことね」

      曜「これ、スートって言うんだ!鞠莉ちゃん、前にトランプの絵柄にはそれぞれ意味があるって言ってたよね」

      鞠莉『スペース、ハート、ダイヤ、クラブ…これって全部意味があるんですって。知ってた?』

      鞠莉「言ったわね。なるほど、ちょうどいいって言うのは、そういうことね?」

      曜「えへへ、そういうことです。鞠莉ちゃんが来たら、教えてもらえるかなーって思ってたんだ」



      20   2018/09/29(土) 06:58:50.26


      鞠莉「待ってる間に、ネットかなにかで調べれば良かったのに」

      曜「それじゃつまんないもん」

      鞠莉「ふふ、欲張りさんね」

      曜「そう言うわけで、今日も教えてください、鞠莉ちゃん先生!」

      鞠莉「良いでしょう。ただ、私もそこまで詳しくないわよ?」

      曜「私より詳しいのは間違いないもん、お願いします!」

      鞠莉「あらあら、前向きですこと」クスッ



      21   2018/09/29(土) 06:59:36.47


      鞠莉「じゃあ説明するわね。スペードは剣、クラブは棍棒、ダイヤはお金を表しているの。ハートについては、説明は要らないわよね」

      曜「へぇ、クラブって棍棒のことだったんだ!」

      鞠莉「あまり馴染みがあるものではないわね」

      曜「ゲームで見るくらいだよね。剣に棍棒かぁ…なんか物騒だね」

      鞠莉「そうなった由来も諸説あるみたいね。加えて、時代や地域に合わせて、絵柄の入れ替えや新しい意味づけがされてきたそうよ」

      鞠莉「長い歴史の中で、様々な変遷を遂げた結果が、今のトランプの絵柄というわけね」

      曜「なるほど…勉強になったよ!」



      22   2018/09/29(土) 07:01:05.50


      鞠莉「ところで、曜。マリーがトランプの話をした時、どんな衣装を着ていたか覚えてる?」

      曜「ハートの女王だよね。すごく似合ってた!」

      鞠莉「それはどうも♪さっきは説明を省いちゃったけどね、ハートは見てのとおり、愛や幸せを象徴しているの」

      曜「ってことは、その女王である鞠莉ちゃんは」

      鞠莉「そう、愛の化身!曜にもラブとハッピーをお届けしちゃうわ!」ハグッ

      曜「わあっ!こ、ここ部室だからー!」



      23   2018/09/29(土) 07:01:58.56


      ……………………………………

      曜「うーん」ブクブク

      鞠莉「曜?水中で悩んじゃって、どうかしたの?」

      曜「いや、なんで水の中でも息ができるのかなって」ブクブク

      鞠莉「多分さっき飲んだ熱いお茶のせいデース!」

      曜「そっか、そうだよね!」

      鞠莉「ふふっ、お悩み解決したところで、今日も元気よくいきましょう!シャイニー!」

      曜「ヨーソロー!」

      曜「…夢か」



      24   2018/09/29(土) 07:03:55.18


      ……………………………………

      曜「そう言えばさ」

      鞠莉「ん?」

      曜「熱いものを手で触った時、耳たぶを触るのはどうしてなの?」

      鞠莉「ああ、こういうやつ?」さわさわ

      曜「いや、なんで私の耳たぶでやるの?」

      鞠莉「いきなり話題にあげるくらいだから、触ってほしいのかなって」くにくに

      曜「ひゃっ、ちょっとぉ!」



      25   2018/09/29(土) 07:04:35.53


      鞠莉「んふふー。ほっぺただけじゃなくて、ここの触り心地もなかなか…」ふにふに

      曜「も、もうっ」パッ

      鞠莉「あーあ、いいところだったのに」

      曜「よくないの」

      鞠莉「え、そうなの?」

      曜「ま、まぁ…」

      鞠莉「ふふっ、素直じゃないね」



      26   2018/09/29(土) 07:05:22.32


      曜「そ、そんなことより!耳を触るのは、なんでなのかなぁ?」

      鞠莉「軌道修正が下手ねえ。いいわ、お教えしましょう」

      曜「えへへっ、お願いします!」

      鞠莉「熱いものを触った時、耳たぶを触る理由だけど」

      曜「うん」

      鞠莉「一般的に言われるのは『耳たぶが、一番冷たい部位だから』ってことね」

      曜「一番冷たい…耳たぶが?」



      27   2018/09/29(土) 07:06:35.53


      鞠莉「寒がりの曜ならわかると思うけど、冬の寒さが厳しい日に、耳たぶが冷え切って痛くなっちゃったことはない?」

      曜「あるある!冬は耳あてが欠かせないよ」

      鞠莉「それだけ耳たぶは気温の影響を受けやすく、逆に言えば体温が通いにくいということなの」

      曜「なるほど!耳たぶを触るのは、熱いものを触った指先を冷やすためってわけだね」

      鞠莉「だからと言って、それがどれだけ効果があるかは疑問ね」

      鞠莉「いくら他より体温が低いと言っても、体は体。冷却や鎮痛まで求めるのは無理があるわ」

      鞠莉「火傷した時には、氷水でしっかりと冷やすのが原則よ。覚えておいてね」

      曜「うん!ありがとう、鞠莉ちゃん先生!」



      28   2018/09/29(土) 07:07:54.60


      鞠莉「どういたしまして。さ、今日の授業料をもらおうかな」ふにっ

      曜「わっ、また…んんっ…」

      鞠莉「んー、いい感触。やっぱり曜って癒し系よね」さわさわ

      曜「人の耳触りながら、何言って…んっ!」

      鞠莉「ふふっ。マリーが良いって言うまで、動いちゃダメよ?」

      曜「そんなぁ…ひゃっ!」

      鞠莉「しーっ。人が聞いたら誤解しちゃうわ」

      曜「なら、少しは遠慮して…んんっ」

      鞠莉(じっと我慢してくれてる…かわいい)

      曜「ま、鞠莉ちゃぁん…」ナミダメ



      29   2018/09/29(土) 07:12:37.51


      ……………………………………

      鞠莉の部屋、夜

      鞠莉「わっ…」トサ

      曜「鞠莉ちゃん…」スッ

      鞠莉「ん…」

      曜「…っ!」

      曜(手の震えが、止まらない…!)

      鞠莉「…?」

      曜「う、ぅ…」

      曜(ダメだ、視界までぐるぐるしてきた…大事なときなのに…)

      鞠莉「…」

      曜(これじゃ…こんなじゃ、私…!)ウルウル



      30   2018/09/29(土) 07:16:06.08


      鞠莉「曜」スッ

      曜「わ、私――」

      ぐるんっ

      曜「わあっ!?」ポスッ

      鞠莉「ふふっ♪捕まえた」ギュー

      曜「ま、鞠莉ちゃん…!?」

      鞠莉「曜ったら頑張っちゃって。そんなに緊張して戸惑わなくてもいいんだよ?誰にだって初めてはあるんだから」

      曜「あ…で、でもっ」



      31   2018/09/29(土) 07:17:25.24


      鞠莉「ふふっ。いつもみたいに、手取り足取り教えてあげたいところだけど」

      鞠莉「おあいにく様、私も初めてなの」

      曜「あ…」

      鞠莉「だから――」チュッ

      曜「!」

      鞠莉「だから、ゆっくりでいいの。二人で一緒に、進んでいこう。ね?」

      曜「…うんっ!」



      32   2018/09/29(土) 07:17:48.56


      鞠莉「曜…好きだよ」

      曜「私も、鞠莉ちゃん…」

      終わり



      34   2018/09/29(土) 07:40:28.02


      ようまりはいいなぁ



      35   2018/09/29(土) 07:48:15.67


      乙乙

      これはいけないマリー先生



      36   2018/09/29(土) 08:30:00.30


      保健体育教えてほしいです先生!



      38   2018/09/29(土) 08:56:09.85


      鞠莉ちゃん先生!



      39   2018/09/29(土) 08:56:09.85

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        引用元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1538170413/

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