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ホーム > 未分類 > 【ラブライブ!】海未「おてんば姫とその家臣」

【ラブライブ!】海未「おてんば姫とその家臣」

2017年11月19日 3:20:12 , JST | 未分類
  2017/11/17(金) 02:14:18.45


〜穂むら城下町・海未の家〜

海未「ふぅ、今日の稽古も終わって後は寝るだけですね。はぁ、今日も疲れました」

バタバタバタ

ドンドン

「海未殿! いらっしゃいますか?」

海未「ええ、どうぞお入りください」

ガラッ

「夜分失礼します」

海未「どうしたのですか? 私はもう寝るところだったのですが」

「申し訳ありません……。しかし、緊急事態でして。その、姫様がまた城を抜け出しまして……」

海未「はぁ、またですか……。今月でもう7回目ですよ。少々城の警備が甘いのでは?」

「し、しかしながら、姫様は毎回思いもよらない脱出経路を編み出してまして……」

海未「まったく姫様のおてんばぶりにも困ったものですね……。わかりました。私も探すのを手伝うのでお行きなさい」

「毎度感謝いたします。それでは失礼します」

ガラッ

オーイ、ミツカッタカー

イーヤ、ゼンゼン



  2017/11/17(金) 02:14:18.45

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      2017/11/17(金) 02:15:11.83


    海未「……私も行きますか」

    海未「刀と、上着も着ていかなければ」ゴソゴソ

    「……」

    海未(むっ! 窓の向こうから気配が……!)

    海未「何奴!」ヒュン

    「わわっ!」ドテン

    海未「ふふ、素人ですね。さあ、堪忍して姿を見せなさい。さもなくば……」スッ

    「ま、待ったー! 私だよ、穂乃果だよ!」

    海未「なっ、ひ、姫様!? どうしてここに!? 皆が大慌てで探しているんですよ?」

    穂乃果「そ、それは……」

    海未「それは?」

    穂乃果「……」

    海未「……」

    穂乃果「そ、そんなことより! 穂乃果、海未ちゃんに驚かされて尻もちついてるんだけどなー」

    海未「あ、失礼しました。大丈夫ですか?」ヨイショ

    穂乃果「ダメかも」

    海未「えぇ!? お怪我でもされましたか?」

    穂乃果「うん。骨が折れたかも。とりあえず、中に入れて?」

    海未「は、はい! どうぞ!」



      2017/11/17(金) 02:15:40.07


    海未「どこも折れてなどいないようですが……」

    穂乃果「でも、すっごくお尻がジンジンして立てそうもないや」

    海未「それは大変です。すぐに家臣を集めて来ますね」

    穂乃果「あっ! あー! 痛い! 痛い痛い痛い! 海未ちゃんが目を離した隙に死んじゃうかも! そしたら海未ちゃんは切腹だー大変だー!」

    海未「……」ジトー

    穂乃果「な、なにさ」

    海未「姫様、嘘をついてませんか?」

    穂乃果「嘘なんてついてないもん。ていうか、穂乃果は姫なんだよ。姫の命令は絶対だもん」

    海未「はぁ……。薄々察してはいましたが。今月に入って7度目、抜け出す度に毎回家に来て……。さあ、お部屋に帰りますよ」

    穂乃果「やだっ! 姫は城に帰らんぞ!」

    海未「またそんなこと言って。こうしている間にも家臣は姫の身を案じて必死に探しているのですよ?」

    穂乃果「平気平気。家臣たちはいっつも海未ちゃんに報告するとすぐに帰っているよ。信用されてるね、このこの〜」

    海未「まったく、呆れました……」

    穂乃果「だから、ね? 今日も話に付き合ってよ!」

    海未「少しだけですからね?」

    穂乃果「やったぁ! それじゃあ、この前の続きからね。えーと、どこからだっけ?」

    海未「殿のまげに墨汁を塗って掛け軸にいたずら書きをするところからです」

    穂乃果「あ、そうだった! それでねー」



      2017/11/17(金) 02:15:51.90


    ほのうみはGOD



      2017/11/17(金) 02:16:08.73


    穂乃果「むにゃ……zzz」

    海未「ふう、やっと寝てくれましたね。おてんば姫も眠っている時は可愛いのですが……」

    穂乃果「んみちゃー……」

    海未「ふふ……おっといけない。すぐに城に連れていかなければ」

    海未「姫様、背中に乗れますか?」

    穂乃果「……ぐぅー」

    海未「……仕方ないですね。いつも通り腰と太ももに手を掛けて、と」ヒョイ

    これがお姫様抱っこの起源である。



      2017/11/17(金) 02:16:41.06


    〜翌日・穂むら城〜

    海未「殿、お呼びでしょうか」

    殿「……」

    海未「ええ、昨日も姫様は夜分に城を抜け出して私のところへ」

    殿「……」

    海未「それが、何度注意しても姫様は毎回のように。ええ、そうです」

    殿「……」

    海未「えぇ!? わ、わたしが姫様のお目付け役を?」

    殿「……」

    海未「い、いえ嫌では……。大変光栄に思います」

    殿「……」

    海未「わかりました。では、失礼します」

    ガラッ

    海未「まさか私が姫様のお目付け役を命じられるとは」

    海未「それはそうと、殿はいつも無口ですが何故か言ってることはわかるんですよね。どういう仕組みなのでしょう」



      2017/11/17(金) 02:17:21.81


    穂乃果「わーい! 海未ちゃんが穂乃果のお目付け役だー!」

    海未「姫様、そんなにはしゃいだらはしたないですよ。ほら、着物がくずれて」

    穂乃果「ふふ、だって嬉しいんだもん。これで毎晩のように城を抜け出さなくても……」

    海未「姫様? どういうことですか」

    穂乃果「あ……」

    海未「城を抜け出していたのは私が原因だったのですか?」

    穂乃果「……」

    海未「わざわざ私に会うために?」

    穂乃果「……」

    海未「姫様!」



      2017/11/17(金) 02:17:44.63


    穂乃果「べー、だ!」

    海未「!!」

    穂乃果「自惚れてんじゃないよ! 他の家臣より海未ちゃんをからかって遊ぶ方が楽しいだけだもーん」

    穂乃果「穂乃果の言うことは何だかんだ言って何でも聞いてくれるしワガママ言いたい放題。ほんと単純で都合のいい……」

    海未「姫様……」プルプル

    穂乃果「げっ……」

    海未「私は昔、姫様に剣術を指南したのを覚えていますか?」

    穂乃果「さ、さあ〜、覚えているようないないようなー……」

    海未「つまり私は姫様の剣術の師匠ということです。姫様の根性、今一度叩き直してあげましょう。さ、表に出てください」ニコッ

    穂乃果「ひぃ〜! 鬼の園田だー! うわーん!」

    海未(その日は師匠の名のもと姫様をこってり絞ってやりました。これも姫様のためです)

    海未(そして、その日を境に姫様が夜中に城を抜け出すことはなくなりました。少しは指導が効いたのでしょう)



      2017/11/17(金) 02:18:17.10


    穂乃果「えいっ、やぁっ!」

    海未「ふっ、はっ」

    穂乃果「今だっ、めーん!」

    海未「甘いです、こて!」

    穂乃果「あー! また負けたー!」ゴロン

    海未「ふふ、これで私の10連勝ですね。でも、最後の面は惜しかったです」

    穂乃果「むぅ、子供の頃は穂乃果の方が強かったのになぁ。それが今じゃ師匠だなんて信じられないや」

    海未「姫様は筋がいいんですから、サボらずにちゃんと練習すれば私より強くなれますよ」

    穂乃果「ふぅーん……どうだか」

    海未「……少し休憩にしますか」ゴロン

    海未「稽古の後に眺める空はいつ見てもきれいですね。ね、姫様?」

    穂乃果「……」

    海未「姫様?」

    穂乃果「姫様、か」

    海未「?」

    穂乃果「穂乃果達、大人になったんだなぁって」

    海未「どうしたのですか、急に」

    穂乃果「ここから見る空はずっと変わらないのに、穂乃果達は変わっちゃったよね」

    海未「よいことではないですか。姫様は立派に成長してこの穂むら城の跡取りに、私はその重臣として役目を果たしています」

    穂乃果「でも、私たちの関係は? 昔は仲の良い幼馴染だったのに。今じゃ海未ちゃんは穂乃果のことを名前で呼んでくれない」

    海未「姫様……」

    穂乃果「姫様なんかじゃない! 名前で、穂乃果って呼んでっ!!」

    海未「……」ビクッ

    穂乃果「はぁ、はぁ……」

    海未「……今日はもう終わりにしましょう。明日は殿と一緒に隣の国へ行くのでしょうから、早めに休んでくださいね」

    穂乃果「……」



    10   2017/11/17(金) 02:18:43.40


    〜翌日〜

    海未「はぁ……今朝はよく眠れませんでした」

    海未「それにしても姫様が突然あんなことを言い出すなんて」

    希「うーみちゃん! どしたの? 暗い顔して」

    海未「これは、東條殿」

    希「もう、堅苦しいなぁ。希って呼んでって言っとるやん」

    海未「ですが、自分より上の家臣をそんな呼び方……」

    希「ふぅ、相変わらずやね。そんなんじゃ、婚期逃すで?」

    海未「もうっ! 希ってば!」

    希「ふふ、その意気その意気」

    海未「まったく……それで、何か話でも?」

    希「うーん、別に話って程でもないけれど、殿と姫様は大丈夫かなって」

    海未「ああ、今隣国へ行ってるのでしたね。でも心配するほどではないのでは? あの国とは友好的な関係が築けていますし」

    希「隣国とはね。でもどうやらお隣さん、北の大国とピリピリしとるみたいなんや。何事もなければええんやけれど」

    海未「考えすぎではないでしょうか」

    希「そうだとええけどね。ほな、久しぶりにお目付け役から解放されたんやから羽を伸ばしてな」

    海未「ええ、ありがとうございます」

    海未(北の大国。最近急激に勢力を伸ばしている国ですか)

    海未「……」

    海未「空が曇ってる。ひと雨きそうですね」



    11   2017/11/17(金) 02:19:13.18


    〜数日後〜

    「殿がお戻りになったぞ!」

    海未「なにやら祭りのような騒ぎですね。祝い事でもあったのでしょうか?」

    海未「えっ……姫様が隣国の姫と結婚?」

    殿「……」

    海未「え、ええ。いえ、めでたいことです。ただ突然のことでしたので驚いて……」

    殿「……」

    海未「はあ、そうですね。北の国のこともありますからお互いに同盟を結ぶためですか」

    殿「……」

    海未「えっ、そんな……。それでは姫様は隣国に嫁入りという形でこの城を出るのですか?」

    殿「……」

    海未「仕方のないことです。わかりました。それでは盛大なお祝いをご用意いたします」

    海未(姫様が結婚……)

    海未(喜ばしいことのはずなのに、私の胸の奥はチクリと傷みました)




      12   2017/11/17(金) 02:19:40.17


      海未「あ、姫様」

      穂乃果「海未ちゃん!」

      海未「あ、あの、この度は、その……ご結婚おめでとうございます」

      穂乃果「ふふっ、ありがとう! いやぁ、まさか穂乃果にも春が訪れるとはねー。まあ、私もなかなかやる時はやるでしょ?」

      海未「あ、あはは……。姫様はいつも通りですね」

      穂乃果「当然! 隣国のお姫様がまた可愛くってさー。ことりちゃんっていうんだけれどね。穂乃果と同い年なんだって!」

      海未「そ、そうですか」

      穂乃果「海未ちゃんもよかったよね。こんなワガママな姫の面倒をみないで済むって。いやぁ、穂乃果も幸せだし万事解決って感じだね。よかったよかった!」

      海未「なっ、私は……!」

      穂乃果「ことりちゃんはね、穂乃果のこと『穂乃果』ってちゃんと呼んでくれるんだ。気を使わないでいいし、同盟も組めるし……いやぁ〜、本当にこんな穂乃果でもお国の役に立ててよかったなぁ」

      海未「姫様……」

      穂乃果「あ、結婚は明後日だって。急な結婚だけれど穂乃果は大丈夫だからさ、まあ海未ちゃんも早く結婚できるといいね! それじゃ!」

      海未「ま、待ってください! ほ……」

      バタン

      海未(穂乃果。それならどうしてあなたはそんなにも目を真っ赤に泣き腫らしていたのでしょう?)



      13   2017/11/17(金) 02:20:12.49


      〜北の大国〜

      「ふふっ、あの国のお姫さまとっても可愛いわね……。次のターゲットはあの国に決めた♪」

      希「きゅ、急報です! 隣国に、北の大国の軍勢が……!」

      殿「……!!」

      希「援軍を? そうですね、姫様の結婚が控えてますし、隣国は同盟国も同然! すぐに出兵の用意を!」

      カンカンカン

      海未「大変な事態になりましたね……」

      希「まさかこんなタイミングでお隣さんが攻め込まれるとはね。嫌な予感的中って感じや」

      海未「隣国にとってはうちとの同盟のお陰で九死に一生を得たといったところでしょう」

      希「安心するのはまだ早いよ」

      海未「ええ、まずは目の前の大群を倒してからですね」

      ウオオオオオ!!

      海未「はぁっ! やぁぁあ!!」

      海未「ふぅ、思ったよりも手こずりますね」

      「大変だ! 城の中に入られたぞ!!」

      海未「まずいです。早く私も城に……」

      「うおおおお!」

      海未「くっ! このままではことり姫が危ない!」

      希「やぁ!」ズバッ

      海未「希!」

      希「海未ちゃん、ここはウチが何とか食い止めるから早く城の中に!」

      海未「恩に切ります!」ダッ



      14   2017/11/17(金) 02:20:47.25


      〜城内〜

      ウオオオ!

      ヒメヲサガセー!

      海未「城内にもこんなに敵が!」

      海未(穂乃果……あなたは本当にこのままでいいのですか?)

      海未(望まない結婚、それは今の時代仕方のないことなのかもしれません)

      海未(ですが、あなたがもし、もし本当に辛いと思って結婚しなければならないのなら……)

      海未(……今ここでこの国の姫様が北国の兵に殺されてしまえば)

      「ヒャッハー! 隙ありだぜ!」

      海未「それはこっちのセリフ!」ズバッ

      「あじゃぱー」

      海未「……考えるのは後にしましょう」

      海未「えいっ、やぁっ!」

      海未「ここが天守閣の最上……。ことり姫、無事ですか!」

      ガラッ



      15   2017/11/17(金) 02:21:29.24


      「あらぁ、せっかくのお楽しみが邪魔されちゃった」

      ことり「た、助けてぇ……」

      海未「よくぞご無事で! 今その者を斬って見せます! はぁっ!」

      「おっとぉ、危ない危ない。可愛い子がそんなもの振り回しちゃダメよ?」

      海未(見切られた? この人、できる)

      「私は北の将軍。珍しい金髪だから、みんなからは金って呼ばれているわ」

      海未「私は隣国穂むらの重臣園田海未と申します。同盟により助太刀に参りました」

      金「そう、こんなお姫様が可愛いだけの弱小国と同盟だなんて大変ね」

      海未「ことり姫に手出しはさせません。明日、我が国の姫と婚姻の儀を控えておりますので」

      金「あらそう。それじゃあ、その結婚は中止ね。あなたもことり姫もここで死ぬのだから!」バッ

      海未「くっ!」キン

      金「はぁ!」ガキィン

      海未(お、重い……!)

      金「ふふふ、私の剣裁き、一太刀がミサイル級でしょう? あなたに受け止められるかしら!」

      海未「ぐぅ……」

      金「あら、どうしたの? もうおしまいかしら?」

      海未「まだまだぁ!」

      海未(私はこんなところで倒れるわけにはいかない……!)

      海未(ここで倒れたらこいつはいずれ穂むら国にも攻めてくるでしょう)

      海未「愛する人を……穂乃果を守るため……!!」ズバッ

      金「ぐわぁ! そんな、バカな……!」ガクッ



      16   2017/11/17(金) 02:23:14.79


      海未「やった……」ハァハァ

      ことり「うぅ、ありがとうございます。あなたは命の恩人です!」

      海未「……はぁ、はぁ」

      海未(この場には私とことり姫以外の誰もいない)

      ことり「あ、あの……?」

      海未(どうせ実らない恋ならばいっそ……)

      海未の持つ日本刀は血に塗れて黒い輝きを放っていた。



      17   2017/11/17(金) 02:24:17.61


      〜数日後〜

      希「そっか……結婚は中止になったんやね」

      穂乃果「うん……」

      希「まあ、色々あったけれど元気出してな、お姫様」

      穂乃果「……ありがと」

      殿「……」

      穂乃果「あ、お父さん……。ごめんね、穂乃果振られちゃった……」

      殿「……」

      穂乃果「またすぐに新しい相手が見つかるって? あはは、だといいけど。穂乃果みたいなワガママな姫じゃ、当分相手が見つからないよ」

      「ただいま、戻りました」

      穂乃果「あ、海未ちゃん……」

      殿「……」

      海未「ええ、すべて上手くいきました。北国の将軍は偽物で本物の将軍は牢屋に縛られているのを解放しました。穂むら国とはぜひ友好的な関係を築きたいと」

      殿「……」

      海未「ええ、ことり姫も容体はいいらしいです。ただ、結婚の件は残念でしたが……」

      穂乃果「もー、それは言わないでよー」アハハ

      海未「……」

      海未(私は覚悟を決めました。あの日、あの場所で)



      18   2017/11/17(金) 02:24:57.20


      〜〜〜

      海未「……」

      ことり「な、なに? いや……やめて……来ないでっ!」

      海未「ことり姫!!」

      海未「姫をっ! 穂乃果のことを、どうか! どうかよろしくお願いします!」

      海未「あの子は本当にワガママでおてんばで……何かとご迷惑を掛けるかと思いますが、大切な幼馴染なのです!」

      海未「私は、私には穂乃果を幸せにすることができません。穂乃果の名前を呼ぶことすらできません。わたしにできることは刀を振ることだけです」

      海未「それに私はどうしようもない愚か者です。ここに来るまで、あなたが死ねば穂乃果を連れ出す邪魔者はどこにもいなくなると」

      海未「今ここで刀を一振りすれば、それが出来ると。でも出来なかった。愚かなだけでなく臆病者でもあります」

      海未「そんな私の……たった一つの望みです。穂乃果を幸せにしてやってください」

      ことり「……」

      海未「はっ……私、た、大変なご無礼を! す、すぐに腹を切って……」

      ことり「あの、あなたのお名前は?」

      海未「え、えっと……園田海未と申します」

      ことり「そっか、海未ちゃん。ことりは穂乃果ちゃんとは結婚しません!」

      海未「…………え?」



      19   2017/11/17(金) 02:26:26.26


      ことり「ふふ、穂乃果ちゃんは可愛くてとってもいい子だけれど、ことりじゃ穂乃果ちゃんを幸せにはできないよ」

      ことり「だって、ことりよりふさわしい人が側にいるんだもん」

      海未「ふさわしい人? 一体どなたでしょうか……」

      ことり「はぁ……。海未ちゃん、ことりへの非礼は問いません。むしろ助けてくれたことに感謝してます」

      ことり「だから、一つだけ約束してください」

      海未「はっ。なんなりと」

      ことり「穂乃果ちゃんを幸せにしてあげてください」

      海未「……んん?」

      ことり「穂乃果ちゃんと結婚してあげてください!」

      海未「え、えええええ!?」

      ことり「ふふ、穂乃果ちゃんのこと好きなんでしょ?」

      海未「な、なななな、そんな姫様とだなんて……お、恐れ多くて……!」

      ことり「嘘。さっきの戦いの最中も言ってたもん。愛してるって」

      海未「そ、それは……」

      ことり「正直になっていいんだよ? 同盟の件も全部そのまま、穂乃果ちゃんとの結婚だけなかったことにするからさ」

      海未「は、はぁ……」

      ことり「約束♪」

      〜〜〜



      20   2017/11/17(金) 02:27:23.23


      穂乃果「おーい、海未ちゃーん! 朝だぞー起きろー!」

      海未「うーん……昨晩あれだけ騒いだのに元気ですね……」

      穂乃果「とーぜん! それが穂乃果の取り柄だからね」

      海未「ふぁぁ……」

      穂乃果「もうっ! 今日は大切な日なんだからね。わかってる?」

      海未「ええ、それはもちろん」

      穂乃果「ならよし! 先行ってるからね!」

      海未「あ、待ってください」

      海未「穂乃果!」

      海未「おてんば姫とその家臣」 おわり



      21   2017/11/17(金) 02:27:23.23

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        引用元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1510852458/

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